昨日(9月26日)、マジック1まで迫って足踏みをしていたカープがスワローズに快勝し、セ・リーグ優勝を遂げました。
昨夜、家内が帰宅途中アストラムラインで隣り合わせた男性が突然泣き出し、どうしたのかと思ったら、スマホでカープの勝利を知り、喜びの感極まったということだったそうです。
驚くほど純真かつ熱心なファンです。
私などは、すれているので、流石にそのようなことはありませんでしたが、むしろホッとした感が強いですね。
今年も独走状態で、丸、誠也両選手が8月は打撃絶好調という状態で9月を迎え、早々に優勝を決めてしまうかと思った矢先、9月5日の新井選手の引退発表からどうしたわけか流れが変になり、別人のようなヨレヨレのチーム状態になってしまいました。
思えば、石井琢郎選手が8月27日に引退を発表し、マエケンが石井さんをCSに連れて行こうと檄を飛ばした2012年(4位に終わる)、黒田投手が日本シリーズ前の10月18日に引退発表した2016年(日本シリーズ敗退)、石井・河田コーチがCS前の10月5日に退団を発表した昨年(CS敗退)と、大きなイベント前にチームの重要な人物が引退や退団を発表して、かえって良い結果にならなかったことが続いていました。
そのため、新井選手の引退発表を聞いたときも、引退を惜しむ気持ちとは別に、正直変なことにならなければいいが、という懸念を持っていました。大選手の引退や退団がチームの士気を高めるモチベーションになることもあるのでしょうが、どうもカープの場合、自然体・平常心で臨むことができないようになるのかもしれません。案の定、今年も新井選手の引退発表から流れが変わってしまいましたが、8月までの独走の貯金があったので、なんとか優勝は決めることができました。
これで新井選手引退の厄は払ったということで、このあとCSを勝ち抜いて、忘れ物(日本一)をとってきてもらいたいと願っています。