今日(8月1日)の中国新聞朝刊で、アヲハタさんが、山形工場の新ライン設置を完了し、今年9月の稼働を目指してテスト生産に取り組んでいるとのニュースに触れました。
アヲハタさんは、言わずと知れた、我が国のジャムの雄であり、最近では「まるごと果実シリーズ」がヒット商品です。
https://www.aohata.co.jp/products/marugoto/
私は、ちょっとお高めで、なかなかスーパー等では見かけないのですが、洋酒が入って大人の味の「アフタヌーン」シリーズがお気に入りです。
https://www.aohata.co.jp/products/afternoon/
竹原市忠海にあるアヲハタさん本社では、ジャムデッキという施設を作り、工場見学やジャム作り体験を実施しておられます。学校関係では「体験型」の社会見学が最近の流れですが、まさに体験型社会見学としては格好のコースでしょう。日本における物作りのレベルの高さや意識の徹底ぶりを実感することができます。大人の人も体験された方は多いのではないでしょうか。
なお、同社では今年6月からイチゴジャム工程を動画で見ることができるiPhone/iPad用アプリケーション「アヲハタ フルーツタウン」の配信をしており、これも手軽に見学を楽しむことができますので、お試しあれ。
https://www.aohata.co.jp/news/release/20190611.html
さて、アヲハタさんは、パン周り商品だけでなく、乳飲料メーカーなどに供給するフルーツソース類にも力を入れておられて、今回、山形工場に新ラインを設置し、これによって生産能力アップを図るとともに、やわらかな食感の冷凍加工果実の製造も始めるそうで、ジャム以外の新たなブランドの確立が期待できます。
山形は名にし負うフルーツ王国ですが、広島県発のアヲハタさんによって、フルーツ商品の大きな花が咲くことを期待しています。
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