広島も暖かい日が続き、桜が順調です。
桜は日本原産で、古来から日本人に親しまれており、桜の花が咲くのは、神様が御降りになったしるし、だそうです。
もっとも、万葉集の時代では、中国文化の影響が強く受けて、単に「花」といえば唐から伝来したばかりの梅の花を指していましたが、国風文化が育った平安時代中期以降で「花」と記したときには桜の花を意味するようになりました。
今年2月25日のブログで触れましたように、漢文学に造詣が深かった菅原道真は「東風(こち)ふかば 匂いおこせよ梅の花 主なしとて春な忘れそ」と詠んでいますが、単に「花」ではなく、「梅の花」と言っているところが、「花」と言えば「桜」を意味するような意識が育っていたということかもしれません。遣唐使の停止を建議したのも菅原道真ですしね。
裁判所界隈の桜の状況をみてみますと、これは縮景園内の桜↓
夜はライトアップもされていて、綺麗です。
こちらは、広島女学院中高の桜↓
こちらは、裁判所の桜↓
これは検察庁横の桜並木↓
で、これは修道大学の桜です↓
山ひとつ越えた安佐南区大塚でも綺麗に咲いています。