富山県出身で、ゴンザガ大学の八村塁選手が今日(6月21日)NBAのドラフト会議でワシントン・ウィザーズから1巡目指名(全体で9番目)を受けました。
日本人選手としては初のドラフト1巡目指名で、入団すれば、ドラフト指名によるNBA入団も日本人選手としては初めてです。
204センチの身長で高い身体能力と技術を発揮できる素晴らしい選手ですが、アメリカの大学に進学して自らここまで成長した精神力には感嘆します。
自律と自己アピールが強烈な欧米は、日本で生まれ育った人にはなかなか耐えがたい厳しい精神的環境であり、そこで抜きんでるには語学力だけでなく、メンタリティの強さが極めて重要かつ必須なのです。
男子100m走で日本記録を出したサニブラウン選手もそうですが、英語力も十分ではなかったようなのに、アメリカの大学に進学して潰れることなく実力を発揮していることには心底感心しますし、両選手のますますの活躍を祈念してやみません。
ちなみに、八村選手の名前は「塁」で、小学生までは少年野球をしており、野球でも嘱望されていたそうですが、お古い方には、亜月裕さんの「伊賀野カバ丸」に出てくる金玉学院野球部主将「遠野塁」が想起されるのでは?
連載していた1979年~1981年当時はこの漫画でしか見ない名前でしたが、今は「塁」は結構見かける名前になり、特に高校球児ではよく見ます。
その意味でも時代が変わってきたことが実感されます。
以 上